「お白湯通信」なので、お白湯飲みを勧めてアーユルヴェーダのことを色々お伝えしていますが、体をあたためることを大切にしている私がしている、もうひとつのこと、それが「冷えとり健康法」です!
冷えとりも、自分の体とたくさん対話出来て、とっても面白いですよ〜。
冷えとりの基本は、
・絹と麺のくつ下を最低4枚重ねばきする(5本指2枚、普通の2枚)
・半身浴で体をあたためる
・湯たんぽで足元をあたためる
・腹七分目に食べる
という、下半身、足元をあたためることです。
夏でも、夜寝る時もくつ下をはいて、あたため続けます。
はい、私、今夏あたため続けてみました。(このことも別でお伝えしたいです!)
絹の靴下が買えなければ、家にあるくつ下を重ねばきするところから始めてOKで、半身浴も湯たんぽも、無理しなくても良く、気軽に始められる健康法です。
アーユルヴェーダと冷えとりの共通点はやはり、あたためるところにあります。
「食べ過ぎは体を冷やす」と、冷えとり健康法では言いますが、これは「消化出来ない食べ方はオージャスを増やさない」というアーユルヴェーダの考え方と、とても近いです。
冷えとりの入りやすさは他にもあって、食べ物に制限はかけていません。
こういうものが好ましい、とは言っていますが、基本的に肉も魚も酒も煙草も、摂ったらその分体をあたためることになるけどね、という考え方です。
冷えとり健康法は、進藤義晴さんというお医者さんが提唱したものなのですが、冷えとりの仕方の本も色々出ています。
簡単に始められますが、「めんげん」という好転反応(体が良くなる過程に出る病気のような症状)があるのも特徴です。
そして、進藤先生は結構厳しいこと言うんですよね〜!
楽して病気が治せるわけがない!
治ったからと言ってくつ下はかなくなったらまた冷えて病気になるに決まってるよ!
治したいんだけどね〜と言って甘いお菓子ばっかり食べているひとは本気で治そうと思っていないでしょ!
そんなことを、進藤先生の本で目にしたことがあって、自分に対して、あちゃー!そうだな!と思ったのです。
(いくつかありますが、「医者知らず『冷えとり』で完全健康人生」/進藤義晴 を読んでみて下さい)
私、本気で、薬なしで生理痛を治そうとしてなかったのかも!
本気で自分を変えて、強くなりたいって思ってなかったのかも!
だって、冷えとりを始める前は、
ショートパンツやスカートはくとかわいいと思ってもらえるよね、
と、寒いのをがまんして、タイツを重ねばきして、その先にくつ下をはいて、下半身を冷やしていたのですから。
今はくつ下もレギンスも重ねばきしてスカートはいてますが、その頃とは心持ちが違います。
重ねばきたくさんしていても、私をかわいいと思ってくれるひとだけを相手にすれば良いのです。
そう思って取り組んだ結果、冷えとりとアーユルヴェーダをして、旅先や外出先、会社で、寒さや流行り風邪に強い自分でいることが出来ました。
「何でそんなにはいてるわけ?」と、笑い者にされることもありますが、そんなこと言うひとの心が冷えているんだと思って、日々あたためています。
ただ、アーユルヴェーダも冷えとり健康法も、私から言えるのは、それをやったら絶対良いよ!なんて、みんなに言う気はないということです。
例えば私のように、生理痛を軽くしたいけど、薬使うのは嫌なんだよね…。でも長年悩んでて…、なーんて話になったら、私はこれやってるよ、と言います。
ただ、私はまだ生理痛が良くなったわけではないので、あまり信頼がないかもしれないですね…。
長くなったので、続きはまた別のところで。
みなさんも、あたたまってお過ごしくださいね♨︎
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